【野田政権考】知見なく文民統制できるか ( 政治部 加納宏幸 )

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さくら
http://www.hoshigumi.co.jp/tiki/sakura/meisyo/sakura_meisyo.html  さんの提供。

加納宏幸氏の記事はそのまま、田中防衛大臣への批判になる。
安全保障に対する認識なくして、国政に任ずる不都合は限りない。
日本国民に対する背信行為である。
野田は批判されているのだ。
一川がなんと言った。罷免しないで擁護したであろう。
昨年暮れからの懸案が、内閣改造でまたも、またも、
国防軽視は許されない。
文民統制、、、素人が何をできる。  政治主導、寝惚ける者ではない。



【野田政権考】知見なく文民統制できるか
配信元:産経新聞2011/10/02 09:33更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/530429/

記事本文
 シビリアンコントロール(文民統制)という言葉に触れるたび、思い出す光景がある。2007(平成19)年1月9日、東京・市谷の防衛省講堂で開かれた旧防衛庁から省への移行の記念式典で、来賓として招かれた中曽根康弘元首相の挨拶がそれだ。
 「防衛庁・自衛隊の成年式、おめでたい。冷戦後、皆さんも隠忍自重、我慢してこられましたね。私は防衛庁長官をやった者として、辞めた後も皆さんのことが気がかりでした」
 中曽根氏が優しく語りかけると、居並ぶ背広組と制服組の幹部、OBたちの背筋が伸びた。
 防衛庁の時代には、ともすると「防衛官僚」である内局の背広組が自衛隊を管理する「文官統制」を「文民統制」と言い張るきらいがあった。古手の背広組は「われわれが制服組に目を光らせている」という自負をにじませていた。
 防衛庁発足前年の1953(昭和28)年、中曽根氏は改進党を代表して吉田茂の自由党(吉田自由党)、鳩山一郎の自由党(鳩山自由党)と防衛体制に関する3党協議を行った。挨拶では当時衆院議員だった元関東軍作戦参謀、辻政信がその会議室に飛び込んできた逸話を明かした。
 ■統帥権の独立
 「お前たちが作ろうとしているものは何の役にも立たない。統帥権の独立を認めずして、どうして戦いができるのか」
辻の一喝に、中曽根氏らは「戦争に負けた原因に統帥権の独立の問題がある。旧観念に基づいて新しい防衛体系ができるのか」と反論した。
 辻ら旧軍人は天皇が軍隊の最高指揮権を持つという「統帥権の独立」を戦後になっても主張していた。36(昭和11)年の二・二六事件、45(昭和20)年の終戦をそれぞれ首相秘書官、内閣書記官長(現在の官房長官)として首相官邸で目撃した迫水久常は回顧録「機関銃下の首相官邸」に次のように記している。
 「昭和のはじめごろから幕僚の補佐の傾向がかわり、天皇の御意思を尊重するよりも、むしろ天皇の御意思はかくあるべきであると規定したところに合致せしめるようにする傾向を生ずるに至った」
 回顧録には、迫水が軍、国会による「統帥権干犯」の追及にさらされた様子が克明に記されている。
  同時代を生きた中曽根氏は記念式典で「シビリアンシュープレマシー(文民優位)という概念はなかなか難しいものだ。色々な議論があった」と、文民の政治家 が軍隊を統制する仕組みを作るのがいかに困難であったかを漏らした。「隠忍自重」という言葉には、粛々と文民統制に服してきた自衛隊をたたえる意図もあっ ただろう。
 ■素人の落下傘降下
 歴史を踏まえれば、一川保夫防衛相が2日の就任前に感想を問われ、「安全保障は素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」と開き直ったのは看過できない。
 首相は臨時国会での答弁で「防衛相の発言は、一般の国民を代表する政治家が、国民の目線に立って物事を判断していくべきとの趣旨であった」と一川氏をかばい続けたのだから「同罪」だ。安全保障に知見のない素人でも統制できる存在と見られているとしたら、自衛隊もなめられたものだ。
 自衛官だった父を持つ首相にとり、父が勤務した陸上自衛隊習志野駐屯地(千葉県船橋市)の精鋭部隊、第一空挺団の落下傘降下訓練を間近に見てきたことが安全保障観の原点だという。米軍普天間飛行場移設問題を引くまでもなく、民主党が招いた安全保障の混乱は枚挙にいとまがない。訓練もしていない素人が落下傘降下すればどうなるか。結果は目に見えている。
 (政治部 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)
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