有識者ヒアリングに価値なし 女性宮家創設は必ず皇統に関わってくる

有識者ヒアリングに価値なし


先に園部参与と野田首相の答弁が食い違うという記事を紹介した。
今回は、補足する意味で関連記事を紹介する。

>「旧皇族復帰難しい」 園部参与、首相答弁と相違
産経新聞5月22日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000086-san-pol
 




国会審議速報
http://kokkai-sokuhou.iza.ne.jp/blog/entry/2598444/

2月13日 衆院予算委 下村博文氏(自民)
女性宮家創設は必ず皇統に関わってくる

2012/02/14 23:21

質問 下村博文氏(自由民主党)

答弁 野田佳彦内閣総理大臣


下村 政府、そして民主党としてですね、この沖縄問題については、大変な鳩山元総理、汚点を残したわけでありまして、ひとつひとつのこのような選挙を通じてですね、民主党が沖縄の方々に対して誠心誠意、その時々きちっと説明をしながらお願いをしていくということが選挙でもありましてね、これを放棄するということは、まさにその国政を託せる政党でないと、ま、こういうことを冒頭申し上げたいと思います。
それから、2月の9日に予算委員会、これは我が党の稲田委員の皇室のあり方に対する質問について、野田総理がお答えになりました。このことについてちょっと確認をさせていただきたいと思います。

神武天皇から今上陛下に至るまで125代、その間ひとつの例外もなく、男系男子で継承されているわけであります。で、このことが万世一系、天皇を抱く意味の最も根本的なところでありまして、9日の答弁で野田総理は、「憲法2条、それから皇室典範の1条で、これは男系と言うふうに明記をしています、古来ずっと長くそういう形で続いてきたことの歴史的な重みというものをしっかり受け止めながら」と、こういうふうに答弁をされているわけでありますが、その答弁、再確認をさせていただきます。それでよろしいわけですね。


野田 あの、委員のご指摘の通りでございまして、あの、憲法では2条で、皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところによりこれを継承するとあります。で、皇室典範の第1条では、皇位は皇統に属する男系男子がこれを継承すると、あの、規定をされています。長い伝統的なその重みも受け止めなければいけないということも申し添えさせていただきました。

それを踏まえながらも、そういう前提はありながらも、あの、まさに、天皇皇后両陛下の公務のご負担をできるだけ減らすという意味においても、女性宮家の問題については、ご議論いただきたいと、そういう思いの中で答弁をさせていただきました。


下村 今、野田総理にお答えいただきましたが、ま、確かに、皇室典範第1条で、皇室は皇統に属する男系の男子がこれを継承する、ま、こういうふうに規定されているわけです。そして、憲法第2条において、皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところによりこれを継承する、というふうにあるわけです。で、この皇位の継承の解釈は、男系による世襲を意味すると、ま、そういうふうに説明をされたというふうに思います。
ところがですね、平成17年、小泉内閣の皇室典範に関する有識者会議では、世襲はこの憲法で、世襲ですね、これは男系および女系の両方を含むとの新しい解釈が示されたんですね。これは従来の政府見解とも、そして、野田総理の言われた歴史的事実とも異なるものであるわけでございます。
この野田総理の9日の発言というのは、この有識者会議の新しい解釈ではなく、本来の男系による世襲を意味するということでよろしいわけですね。

野田 あの、私の考え方は、あの、さっき申し上げたとおり、この長い伝統を重く受け止めなければならないという立場でございまして、今回の議論は皇位継承のあり方そのものを議論するのではないということを明確に申し上げたと言う意味で、先ほど女性宮家の問題に絞ってご議論させていただきたいということで答弁をさせていただきました。

下村 じゃあ、総理はあの、ごまかさないで下さい。私は総理の、あの、考え方と、このことについてはですね、共通をしております。ですから、事実確認をきちっと示していただきたいんですね。この男系男子ということについてが継承であるということを、私も今まであるいは大方の学者はですね、そんなふうに捉えているというふうに思います。ところが、繰り返すようですけれども、この平成17年の皇室典範に関する有識者会議ですね、有識者会議、そこで、新しい解釈として、世襲は、この憲法で言っている世襲は、男系および女系の両方を含むという新しい解釈が示されたんですよ。これは訂正されると、つまり、本来の男系男子ということでよろしいわけですね。


野田 その平成17年の有識者会議のその解釈が、内閣法制局の解釈を踏まえてだったのかどうか、ちょっと分かりませんが、それはちょっと法制局で確認をいただきたいと思います。


下村 じゃあ、法制局、答えてください。

山本内閣法制局長官 お答え致します。あの、憲法2条は皇位が世襲であることのみを定めておりまして、それ以外の皇位継承(?)に関わることについては、全て法律たる皇室典範の定めるところによるということでございます。
従いましてあの、これをどう考えるかですけれども、憲法だけを見ますと、皇位は、あの、男系女系に関わらず、あの、あるいは、男性・女性の別に関わらず、これを継承するというふうに見えるんですけれども、それをその皇室典範においては、えー、男系だけに限っているという結論でございます。

下村 いや、全然説明になってないでしょう。もう明確に平成17年のこの有識者会議ですね、この解釈が私は間違いだと思うんですよ。野田総理が元々9日の日に答弁で答えられたように、これは、男系男子と、ま、この世襲ってのはですね、男系男子と、皇室典範の中で明確に書かれているわけですね。で、憲法においても、ここは、繰り返すようですけれども、皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにこれを継承するとあって、そして、皇室典範の第1条で、皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承すると、ま、そういうふうに述べて規定しているわけですから、これは平成17年の男系も女系も両方を含むという解釈が、そこで急に、急転したんですね。有識者会議で。その解釈そのものが、これは間違いだと。本来の、それまでは男系が継承するということで解釈されてきたんです、ずっと。で、9日の総理の答弁は、そういうふうに私は取りましたが、そういうことでよろしいんですね。

野田 あの、解釈論は、今の法制局での説明なんだろうと思います。解釈論は。で、平成17年は、まさにその政府与党、そちらのお立場だったので、そちらでどういう形でご議論されたかっていうのは、よく詳細を承知してませんが、私は、私は、長い間、まさに男系で皇位が継承されてきた、その伝統を重く受け止めるということを明確に申し上げさせていただいております。

下村 いやですから、そういうことでいいんですよ。いちいち法制局云々ってですね、総理がそういうふうにお答えになったことが、私もその通りだというふうに思います。ですから、繰り返すようですけれども、これは憲法2条のその世襲というのもですね、本来総理が解釈された通り、男系男子と言う意味での世襲ということで、その通りに解釈されるのが、それまでの解釈の仕方ですから、それが適切と思いますが、よろしいですね。

野田 いや、あの、憲法解釈を私がこう思うから云々と断定はできませんけれども、解釈論は法制局でやっていただくとして、(下村「いや、総理の考えでいい」)私の考えはさっき申し上げた通りであります。あの、何回も言っている通りであります。

下村 私もその解釈、総理の解釈ですね、あの、説明、説明、答弁、あの、共感いたします。
その上で質問いたします。
で、この女性宮家の問題というのはですね、皇位継承の問題ではないと、ま、そういうふうに答えられてますし、その通りだというふうに思います。確かに、皇室典範第12条に、皇族女子は天皇および皇族以外の者と婚姻した時は皇族の身分を離れる、とあります。で、現在8方おられる未婚の女性皇族が、もし将来全員ご結婚され、皇族の身分を離れられた場合、次世代の皇族が秋篠宮家の悠仁親王殿下おひとりになってしまいかねない、こういうことから女性宮家創設問題が出てきたということだというふうに思います。
しかし、この女性宮家の問題というのは、今回、皇位継承と切り離して議論をするということでありますけれども、それを先送りしてもですね、将来必ずこの皇位継承の問題に結びつくことであるというふうに思うんですね。つまり、仮に女性の皇族が一般の民間人男性とご結婚され、宮家を創設した場合、将来的に、その子供の皇位継承権を与えるか否かの問題が必ず出てきます。将来ですね。で、その場合、今までの男系男子が終わることを意味するということでもあるわけです。

ですから、この女性宮家の問題というのはですね、これは、極めてデリケートな問題であって、ま、将来そういう問題が出てくる可能性の中で、野田総理としては、どうお考えになりますか。

野田 あの、いや、ご指摘の通り、デリケートなんです。デリケートな問題であって、本当は皇位継承の議論、まあこれまでも過去に小泉内閣にありましたけれども、そういうことを含めた議論が必要なんでしょうけれども、ただ、やはり皇室活動の安定性を確保するって、これ、緊急を要する私は状況になってきていると思います。
従って、女性宮家の問題を、そこから切り離しながら、早急に結論を出していただければ、ま、早急にと言っても、拙速な議論ではなくて、国民各層のご意見もお伺いしながらでございますが、そういう形で切り離して結論を出して行きたいというのが私の思いでございます。

下村 ま、いくつかのですね、民間団体から、あの、既に提案がされております。その中のひとつとしてですね、女性皇族がご結婚され、皇族の身分を離れられても、かつてのようにですね、女王としての尊称をお持ちになって、そして、経済的にも支援をして、皇室活動を引き続きしていただいたらどうかという考え方がひとつあります。
それからもうひとつは、皇位継承を安定的に維持するために、GHQの占領下で強制的に皇籍離脱を余儀なくされた旧11宮家ですね、男系男子なわけですけど、この旧11宮家、何人かの独身の方々に、皇族の身分を養子というかたちで宮家に入っていただいて、皇族の身分を取得する方法もあると、こういう考え方も提案されているというところもあります。

いずれにしても、将来に重大な禍根を残す女性宮家創設、それをしなくてもですね、色んな形で対応できる方法もあると、まあ、いうことについて、野田総理として、よくこれについては理解をしていただけな…(続く)




2月9日の衆議院予算委員会で、
女性宮家創設の問題について稲田朋美議員が野田総理大臣に質問。
http://radtec.blog.fc2.com/blog-category-13.html
憲法解釈は男系に定まる。政府の国会答弁 
憲法解釈は男系に定まる
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/kenpoudankei.htm
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