野田、8月解散で“民主・自民大連立”模索か!側近は選挙準備

8月解散は内閣不信任案の可決しか有り得ない。
提出が小沢新党か自民党かの選択であるが、自民党が三党合意で談合政治を
行う事で国民の目が覚めている。消費税増税法案は参議院に審議入りしたが、
国民の気落ちは確かである。民主党分裂は三党合意でなされたが、談合政治
で消費税増税を決定されては、谷垣総裁は裏切り者である。三党合意で次期総裁の
目は保たれたが、国民の反応は厳しい。


野田、8月解散で“民主・自民大連立”模索か!側近は選挙準備
2012.07.12
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120712/plt1207121811007-n1.htm


野田政権打倒に向けて怪気炎を上げた、小沢氏(中央)ら新党のメンバー 
=11日夕、東京・永田町の憲政記念館


 小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」が11日夕、旗揚げされた。小沢氏らは消費税増税法案を葬り去るために、内閣不信任案提出も含めて野 田佳彦政権への攻勢を強める構え。野田首相は増税法案を成立させたうえで長期政権も模索するが、自民党の谷垣禎一総裁は早期の衆院解散に執念を燃やす。与 野党の攻防次第では、早ければ8月にも解散になる可能性がある。政局は一気に緊迫の度合いを増している。

 「増税大魔王(=野田首相)から政権を奪還し、みんなで頑張ろう」

 結党大会終盤、森裕子参院議員のドスが効いたかけ声に、小沢氏ら新党メンバー全員は拳を突き上げ、「頑張ろう!」と三唱した。

 小沢新党の結党を受け、政局の次なる関心事は、衆院解散・総選挙の時期に移った。ポイントは、9月にある民主党代表選と自民党総裁選だ。

  野田首相は「小沢切り」を果たして代表再選に一歩前進したが、谷垣氏は「任期中に民主党政権を衆院選に追い込む」と公約してきたため、崖っぷちにある。赤 字国債発行を可能にする特例公債法案の成立を引き換えにした「話し合い解散」でも、全面対決による「ガチンコ解散」でも、何とか、早期衆院選を実現させね ばならない。

 増税法案を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案は、民主、自民、公明の3党合意により、このまま順調に参院審議が進めば、8月上旬には採決の環境が整う。谷垣氏は法案成立後、内閣不信任決議案と首相問責決議案の提出をチラつかせ、政権を揺さぶるとみられる。

 谷垣氏の最側近である川崎二郎元厚労相は、夕刊フジの「夜の永田町 本音トーク」で、「8月解散しかない。参院で問責を受ければ法案は1本も通らなくなる。そんな状況で、首相は代表選で勝てるのか。場合によっては不信任案で小沢グループとの連携もあり得る」と話した。

  小沢新党は衆院37人。増税法案採決で反対して民主党に残った24人のうち15人が不信任案に賛成すれば、与党だけで否決できなくなる。民主党残留組の代 表格である鳩山由紀夫元首相は11日夜、「(小沢氏と)連絡を取り合いながら国民の気持ちを理解できる行動を取りたい」と述べた。

 小沢新党の若手は「統一会派を組む新党きづな(9人)に、あと5人を加えれば不信任案も提出できる」と鼻息も荒いが、そう単純ではない。

  谷垣自民党は「増税法案成立後の不信任案提出」を模索しており、小沢新党は増税法案を潰すため「成立前の不信任案提出」を考えている。谷垣自民党は「不信 任案→早期解散」が悲願で、小沢新党側は口先では「不信任案を出すぞ」と恫喝するものの、本音では議席が激減する早期解散は先延ばししたい。現時点では、 同床異夢に近いといえる。

 こうしたなか、野田首相が、谷垣氏の窮地を救う可能性があるという。 永田町事情通は「野田首相は誠実な人 だ。『政治生命を懸ける』と言った法案で3党合意をのんでもらい、谷垣氏には恩義を感じている。衆参ねじれのなか、国家の懸案事項を解決するために、『早 期衆院選を行い、その後、民主、自民中心の保守大連立』を考えているフシもある。実際、首相側近はポスター張りなど選挙準備を始めている」と話した。

  政治評論家の浅川博忠氏も「秋の民主党代表選では、『選挙の顔』として、玄葉光一郎外相や細野豪志原発担当相を擁立する動きがある。野田首相が彼らとの対 決を避けて、早期解散に踏み切る選択肢はある。民主党内にも『(国民的人気が低い)谷垣氏が自民党総裁のうちに戦った方がいい』という声もある」と指摘す る。

 増税法案成立後、すみやかに解散となれば、9月2日か9日が投票日となりそうだ。ただ、民主党内の大勢は「8月解散だと、増税の逆風を真正面から受ける」として、早期解散には慎重だ。

  野田首相も9日の衆院予算委員会で「一体改革以外にも、特例公債法案など案件がある。やり抜いた後(に信を問う)というのは、この1つのテーマだけで言っ ているわけではない」と早期解散を否定した。加えて、集団的自衛権や、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への交渉参加表明を検討し、長期政権への道筋 を模索している。

 そこで浮上するのが、野田首相が9月の党代表選で再選を果たした勢いを生かして、秋の臨時国会を召集し、解散するスケジュールだ。

 自民、公明両党が求める景気対策を盛り込んだ補正予算案を成立させ、特例公債法案や、衆院の「1票の格差」是正、定数削減を柱とする衆院選挙制度改革法案などを処理してからの解散となる。

 前出の浅川氏は「この10月解散-11月選挙のタイミングが最有力だろう。大阪市の橋下徹市長の『大阪維新の会』が準備を整える前にやりたいということもあり、あうんの呼吸で解散になるのではないか」と話す。

 このほか、1日でも長く与党議員として活動するための「来年7月の衆参ダブル選」説も浮上する。背景には、橋下氏ら第3極の賞味期限切れを狙った「先送り」、小沢新党が来年4月まで政党交付金を受け取れないため「兵糧攻め」などもありそうだ。

 野田首相は、どのタイミングで「伝家の宝刀」を抜くのか。
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