尖閣厳戒、観閲式は中止 海保「領海警備に万全」

尖閣厳戒、観閲式は中止 海保「領海警備に万全」
産経新聞 12月20日(木)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000110-san-soci


 海上保安庁は19日、来年度の観閲式を中止すると発表した。同日の定例記者会見で北村隆志長官が明らかにした。沖縄県の尖閣諸島周辺海域に展開し、領海 侵犯などを繰り返している中国公船に全庁を挙げて対応する中、北村長官は「情勢を鑑み、中止することを決めた」としている。

 海保によると、観閲式は例年5月ごろに開かれ、招待した一般市民らに巡視船艇や航空機のパレードのほか海難救助訓練を披露する。海保の業務を理解してもらう狙いがあるという。

 ただ、9月の尖閣諸島国有化後、中国公船が18回も領海侵入するなど、周辺での展開が常態化。また、中国国家海洋局所属の海洋監視機の領空侵犯など、新たな示威行動もみられる。

 こうした状況に対応するため、海保は、尖閣を管轄する第11管区海上保安本部(那覇市)だけではなく全国規模での巡視船の運用を行い、尖閣の厳重警備体制を敷く。また、北朝鮮船の漂流などの通常の救難業務や、ミサイル発射など緊急事象への対応もある。

 北村長官は「(職員は)厳しい情勢の中、さまざまな状況に対応してもらっている。(尖閣の警備は)長引くとみられ、体制の整備をしていかなければならない」と話す。こうした中、多くの巡視船艇を集める余裕はないと判断、海保は観閲式の中止を決めた。

 観閲式は昭和24年度から始まり、これまでに56回実施。オイルショック時の49年度や省エネが叫ばれた55~57年度、尖閣をめぐり中国や台湾の活動家の動きが活発化した平成9年度に中止されたことがある。昨年度も東日本大震災の対応で開催が自粛された。

 北村長官は「(中止は)今回が初めてではない」と説明するが、「領海警備には万全を期さなければならない。自前の船、そして人員を増やす必要がある」と述べた。
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