天皇陛下が新年の御感想「被災者が深く案じられます」


天皇陛下が新年の御感想「被災者が深く案じられます」

朝日新聞デジタル 1月1日(火)5時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130101-00000009-asahi-soci
天皇陛下が新年の御感想「被災者が深く案じられます」
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新年を迎える天皇ご一家=2012年12月13日、御所応接室、宮内庁提供

 【北野隆一、島康彦】宮内庁は2013年の年頭にあたり、天皇陛下の感想や両陛下の短歌を発表した。感想は前年に続き、東日本大震災への言及が大部分を占めた。放射能汚染で自宅に戻れない人や仮設住宅で冬を過ごす人ら「被災者が改めて深く案じられます」と心配し、「被災者に心を寄せ、支え合って困難を克服するよう期待します」とつづられている。

 短歌では昨年2月の心臓手術や5月の訪英、11月の沖縄県訪問の思い出が詠まれた。悠仁さまが2011年11月、成長を祝う儀式「着袴(ちゃっこ)の儀」に臨んだ際の感慨を詠んだ歌もある。

 天皇、皇后両陛下は1日、安倍晋三首相や外国大使らから新年のお祝いを受ける。2日の一般参賀では皇族方とともに5回、宮殿のベランダに立つ。負担軽減のため、天皇家の私的行事である宮中祭祀(さいし)「歳旦祭(さいたんさい)」では代拝を立てる。頸椎(けいつい)症性神経根症によるしびれなどの症状がある皇后さまは首への負担を考え、1日はティアラ(冠)をつけず儀式に臨むという。

     ◇

 天皇陛下の「新年の御感想」は以下のとおり。

 東日本大震災から二度目の冬が巡ってきました。放射能汚染によりかつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭に当たって、被災者のことが、改めて深く案じられます。今後、震災や津波による被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われ、人々の安全な生活が確保される方向に向かうよう願っています。

 日本は、大震災の影響等により、現在厳しい状況に置かれていますが、皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています。

 本年が、我が国の人々、また、世界の人々にとって少しでもより良い年になることを祈ります。

朝日新聞社

最終更新:1月1日(火)10時20分

朝日新聞デジタル
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