勝利の要諦は至誠と愛情と情熱・・・藤原岩市陸軍中佐

ねずきちの独り言
勝利の要諦は至誠と愛情と情熱・・・藤原岩市陸軍中佐
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そしてインドにおいて、その起爆剤となったもの・・・それは間違いなく藤原中佐が構築した「インド国民軍」であったといわれています。
インド国民軍(Indian National Army、略号:INA)というのは、大東亜戦争の中で、日本の支援の元に構築されたインド解放のための革命軍です。インド国民軍は、リーダーにチャンドラ・ボーズを仰ぎ、その総兵力は最盛期には、45000人にも達しています。
インド国民軍は、「自由インド」「インド解放」をスローガンにして「自由インド仮政府」を樹立し、昭和18(1943)年10月には、米英に宣戦布告を行っています。そして日本軍とインド国民軍が呼応して行った作戦が、昭和19(1944)年3月から6月まで行われた「インパール作戦」です。

すでに大東亜戦争の末期です。
英国軍の豊富な火力に対し、日本軍にはろくな装備がない。
しかも補給路を完全に遮断されたてしまいます。糧食の補給もなく、銃弾さえも乏しい中で、日本はインド国民軍兵士とともに、三か月もの長きにわたって、死地を戦い続けます。
そして大敗した。

日本軍の犠牲者は、戦死38,000名、戦病40,000以上です。
インド国民軍兵士は、なんとかチンドウィン河まで帰還できた者が2600名。そのうち即時入院を要する傷病者が2000名。その後戦死400名。餓死および戦病死1500名です。
インパール作戦は完全な失敗作戦だったとよく言われます。

インパール作戦の作戦目的は、第一に英軍反攻の集結地を潰す事にあります。第二がインド革命の支援、第三が援蒋ルートの遮断です。
ちなみにインパール作戦の作戦目的について、あたかも援蒋ルートの遮断だけにあったかのように書いているものも多いですが、これは違います。当時、仏印・香港・外蒙・ビルマ(ラングーン~昆明)は日本が制圧しており、既存の援蒋ルートはほぼ遮断されています。
この当時に残っていた援蒋ルートは、輸送機のヒマラヤ越えルートだけです。輸送機のヒマラヤ越えだけが狙いなら、航空機作戦を行えばよく、陸軍の大部隊が進軍する必要はない。
進軍するには、進軍を要するだけの理由が必要です。

そしてその理由の最大のものは、「英軍反攻の集結地を潰す」というものです。仮にもし、インパール作戦が日本側の勝利に終わっていたらどうなったかというと、英軍は反攻の拠点を失い、さらにインド国民軍本体約4万名のインド侵攻を招き、これにインド国内の革命分子が呼応する。
そうなったときには、英国領インドの国内に、どれだけの兵力が誕生するか想像もつかない事態を招き、英国のインド支配は、根底からこれを揺さぶられることになります。それがわかるからこそ、英国も必死の防衛をしたのであり、だからこそ日本軍に倍する15万もの大軍を、英国本土からはるばる派遣したのであり、ヨーロッパ戦線でたいへんな時期にありながらも、インパールに重火器を取りそろえて、この戦いでの完全勝利を期したのです。もし日本軍の進軍が意味のないものなら、余計な兵力を割く必要もないのだし、それでもあえて気になるというなら、空爆でもして損害を与えておけばよいのです。
英国が大軍を割いたのには、それなりの理由があったし、日本軍にもれっきとした作戦目的があったのです。

そしてこの時点で、インドネシア、ビルマ、ベトナム、マレー、シンガポールの独立は確保していた。あとは、東洋の大国、インドの独立だけです。彼は、チャンドラ・ボーズの意見を入れ、大本営の反対を押し切り、乾坤一擲、日本軍の東亜最後の戦いを、このインパールに賭けたのではないか。インパール作戦に勝てば、英国のインド駐屯隊は、その主力が壊滅し、インド国民軍がインド国内になだれ込み、民間の義勇兵を募る。
インドは、いっきに独立へと向かうことができる。

仮に、インパール作戦に負けたとしても、帝国軍人が最後まで必死の戦いをする姿をみせることで、インド国民軍はその姿を学び、インドの独立のため、必死の努力をすることを覚える。勝った英国は、インド国民軍の大弾圧をするだろうし、そうなればインドの民衆も、もはや黙っていない。いちど点いた炎は、そうやすやすとは消えず、インドは独立を勝ち得ることができる。ならば自分たちは、誇り高き帝国軍人として、インド独立のための最後の捨て石になろうではないか。
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