「日韓併合」の正当性を唱える人たちへの最終メッセージ

少し、文章が長くなるが、ご辛抱ください。
日韓併合について、株式日記と経済展望 さんで、記事を見たのが最初です。

最近の韓国情勢は、日清戦争前夜に近似していると感じます。
朝鮮経済は脆弱で、借金を日本に肩代わりして、併合したと解釈している。
つまり、朝鮮が望んだと言い得る。


「日韓併合」の正当性を唱える人たちへの最終メッセージ
松本 徹三
http://agora-web.jp/archives/1565424.html

ここ数週間はデジタル教科書問題を書いてきたが、その前の6週間は日韓問題ばかり書いた。その為に今でも私のTwitterではこの関係の議論が多い。

そこでの最も典型的な私への反論は、「日本による韓国の併合は正当なものであり、あの時代に韓国が自らの力で完全な独立を維持する事は元々不可能だったの だから、韓国にとってもむしろ一番良いシナリオだった。だから日本があれは悪い事だった等と認める必要はないし、謝罪等は論外」という趣旨のものだ。
しかし、日本人がこう言い募っている限りは、日韓のわだかまりは永久になくならないだろう。しかも、こういう人たちに限って、当時の韓国人の近代文明への理解の低さをあげつらって、無神経な論調に終始するのだから、反発が収まらないのは当然だ。

いつも申し上げているように、私は歴史問題を議論する時には「事実関係」と「評価(善悪)」を明快に切り分けて議論すべきだと考えている。

「慰安婦問題」などで韓国側が言い立てている事(元を質せば、一人の奇妙な日本人が売名の為に言い出し、朝日新聞などが自らの思惑によって拡散し、最後は 宮澤首相—河野官房長官が「臭いものに蓋」の感覚で認めてしまった事なのではあるが)は、「事実関係」が歪められている故に、韓国と韓国人に対して相当強 い親近感を持つ私自身でさえも承服し難いのだが、「日韓併合の正当性」という事になると、これは「評価(善悪)」の問題になるから、これを肯定する多くの 日本人と私は真っ向から議論したい。

「日韓併合の正当性」を肯定する論者の論点は、
1. 遅ればせながら世界の列強の仲間入りをしつつあった日本としては、至極当たり前の行動であ り、列強もこれを認めたのだから、今から遡ってとやかく言われる筋合いのものではない(まして「謝罪」を求められるのは筋違い。それなら、欧米各国は、ア ジア、アフリカ、中南米の各国にそれに数百倍する謝罪を繰り返さなければならない事になる)。
2. 当時の日本にもしそうするだけの国力がなかったら、当然ロシアが韓国を支配下に置いたであろうし、自国と合体させて多額の投資を行った 日本に比べ、ロシアの場合は単に植民地として収奪の対象としただけだっただろうから、韓国民にとっては遥かに良かった筈だ。そのように考えると、日本によ る併合は、結果として韓国民の為に良かった筈なのだから、感謝こそされ、恨まれる筋合いはない。
3. 日韓併合は、「二国間の条約」に基づいてなされたものであり、国際法に照らしても合法である。韓国の皇帝はハーグの国際司法裁判所に密 使を送ってこの非をなじろうとしたが受け入れられず、頼みのロシア皇帝の支援も取り付けられなかったのだから仕方がない。当時の韓国は国際世論から見捨て られていたのだから、その事実を遡って覆そうとしても無理。

上記の何れに対しても、私は、特に「事実関係」が歪められているとは思っていない。しかし、上記に言われていない事が下記の通り幾つかあるので、その事をきっちりと付け加えた上で、あらためて「評価(善悪)」の議論に進みたい。
1. 当時の大韓帝国(清の冊封国家だった李氏朝鮮が、日清戦争の結果として清がその地位を失った為、清と同格の帝国となった)の主権者は皇帝の高宗であり、彼と彼を支える人たちは日本の支配を望まず、むしろロシアとの関係強化を望んでいた。
2. しかし、日露開戦を間近に控えた日本にとっては、兵站の輸送経路である韓国が「局外中立」であっては絶対に困るので、武力を背景に威嚇 し、日本側が望む形での「議定書」を締結。日露戦争に勝利した後は、欧米諸国の暗黙の了承のもとに、次第に権益を拡大して、遂には「併合条約」の締結に 至った。その全ての局面で、韓国政府は常に武力による恫喝の下で交渉せざるを得なかった。
3. 「併合条約」締結後は「大韓帝国」は国号を「朝鮮」と改称させられ、朝鮮総督府が支配する「植民地」として運営された。伊藤博文等は、 悪質な日本人が善良な韓国人の利益を不当に害する事のないように気を使ってはいたが、実際には悪質な日本人も多かったので、恨みを買う事も多かった。
4. また、この間、日本の歴史学者たちは、「日韓同祖論」をベースに、強引な「同化政策」の推進に加担した。「同祖論」といっても、「神功 皇后による三韓征伐(日本書紀)」という真偽も定かでない一つの「伝承」だけをベースに「古来日本は韓国を支配下においていた」と論ずるとか、その時点で の経済力のみを比較して「日本は成功した本家で、朝鮮は落ちぶれた分家」と勝手に決め付けたりしての議論であり、際立って公正さを欠いていた。

さて、私は、「日韓併合条約」は「日本が自らの利己的な目的(国益)の為に、独立国であった大韓帝国の主権者の意志に反して、武力による威嚇を背景に強制 的に締結したものである」と理解している。この理解が正しくないと考える人は、上記に含まれる「利己的な目的」「主権侵害」「武力による威嚇」の三要素が なかったと主張されるのだろうから、もしそうであるなら、その根拠を示して頂きたい。先ずは、「それが事実だったかどうか」のみに絞って議論して頂き、そ の上でその事の「善悪」についてのコメントが欲しい。

次に、私は、日韓併合を正当化する論者に、私が追加した上記四点の最終項目である4)と、日韓併合期間中に日本人の多くが持っていたと思われる「日本人の 優越意識と朝鮮人蔑視」についてのコメントを聞きたい。先ずは「そういう事実はあったのかなかったのか」についての考えを聞かせて頂き、次に、その事の 「妥当性」及び「善悪」についてはどう考えられるかを聞きたい。

そして、最後に、正当化論者が常に挙げる前述の三点についての私の見解を下記の通り申し上げたい。
1. 当時は列強による植民地争奪戦が世界の 常識だったのだから、日本人がこの事に何等「道義的な罪悪感」を持っていなかったのは当然であり、私もその事を難詰するつもりはない。しかし、もし現時点 で、「それが道義的に良い事だったかどうか」と問われれば、控え目に言っても「現時点での道義観から言えば、良い事ではなかったと思う」と答えるのが当然 ではないだろうか?

ちなみに、「インカ帝国を滅ぼして大量の金を奪ったスペインの行為をどう思うか」「清国に対してアヘン戦争を仕掛けた英国の行為をどう思うか」という質問 も同時にすればよい。肯定であれ否定であれ、この二つの質問に対する答えは、「日韓併合」についての質問に対する答と同じであるのが当然だ。

要するに、これまでの人類の歴史は、「基本的に暴力が全て正当化される歴史」だった訳だが、現代においてはそれが反省され、暴力ではなく「法と正義」「人 道と人権」が全ての行動規範となるべきだというのが世界の常識になっている。そうであれば、「日韓併合」を今の時点で論じるに際しては、そのような「現時 点での道議的評価」がなされて然るべきだ。

「謝罪」については、「英国やスペインが謝罪していないのだから、我々も謝罪する必要はない」とするのは全く意味をなさない。他者がどうであれ、自らが 「謝罪に値する」と考えれば謝罪すればよく、そう思わなければしなければよいのだ。それは自らの認識と評価の問題である。その上で「欧米列強も過去の行為 に関しては、日本同様に公式に遺憾の意を表するべきだ」とコメントするのは一向差し支えないし、むしろそうするべきだろう。

(なお、かつての大日本帝国の行いを何とかして正当化し、美化したい人たちの中には、「米英に対する日本の戦争(大東亜戦争)は、アジア人を欧米人の頸か ら解放する為の戦争だった」と今なお強弁する人もいるが、こんな欺瞞に満ちた綺麗事を言うのはやめてほしい。もしそうなら、蒋介石政府と事を構える必要は なく、そのまま仏印や蘭印に攻め込めばよかった訳だし、韓国には「韓国人による韓国人の為の政府」を作るように促せばよかったのだ。「欧米の真似をして植 民地が欲しかった」と正直に言った方が、余程話が簡単になる)
2. 当時の日本が韓国を支配下におさめようとしなかったら、ロシアがそうしたであろう事は勿論だろう。しかし、当時の韓国の主権者がそれを望んだのだとしたら、それが結果として韓国の民衆の為になったかどうかは別として、それを尊重すべきというのが道義的には妥当である。

当時は「民主主義」は普遍的な価値観としては未だ確立されていなかったので、「絶対君主が民衆の利益を害している事が明らかなら、周辺国がその事態を正そ うとするのは道義的に妥当」という論議は、誰が「民衆の利益」についての判断をするかが明確でないので、容易には受け入れられないだろう。

現在でも、「他国の主権尊重の原則」に優先するのは、「自国の主権に対する侵害」「自国の安全への直接的な脅威」「国際法への明確な抵触」「人道と人権の 侵害」「核兵器、生物兵器の拡散の可能性」位である(「民族自決原則の侵害」は微妙なところ)。また、これらの理由があっても、実力行使に至るまでには、 国際連合等の場での誠実な協議が求められている。

しかし、この議論に関連してそれ以上に問題なのは、「ロシアの支配より日本の支配の方が良かった筈」という「日本人の立場からの決め付け」をする「独断的な姿勢」である。そんな事は、日本人ではなく、当の韓国人が考える事だ。

成る程、「支配層だけと手を結んで、ひたすら民衆からの収奪だけを考えただろう当時の帝政ロシアの支配」よりは、「資本主義に目覚めつつあった日本の支配」の方が、経済的には韓国にプラスとなったかもしれないが、人間は経済のみによって生きるものではない。

日本人の優越性を露骨に前面に打ち出して、一方的な同化政策を推進し、先祖伝来の姓を捨てさせたり、神社への参拝を強制したりする日本よりは、そんな事には関心のないロシアのほうが、韓国人にとっては「誇りを傷つけられる」事がないだけ良かったかもしれないではないか。
3. これは簡単な問題で、条約の形式的な合法性などには、誰も関心を持っていない。誰がやろうと、外部からの批判を受けぬよう、形式を整え るのは当然の事だからだ。武力による威嚇をもってすれば(場合によれば反対者を事故を装って謀殺したり、或いは決定的な場面に居合わせる事が出来ないよう に幽閉したりすれば)このような形式を整える事は比較的容易である(アメリカのハワイ併合条約も、反対者だった女王を監禁する事によって締結が実現したと 聞いている)。

以上、私がこの問題に殊更熱心なのには理由がある。自己本位で、「相手の心情を推し量ろう」等という考えはさらさらなさそうな「国粋的(国家主義的)な人 たち」の、過去を引き摺った「上から目線」の「論の立て方」と「言葉遣い」に、心底辟易しているからだ。この人たちの存在は、日本が「公正で偏らない判断 をベースにした是々非々の議論」を行い、近隣諸国との友好関係を確立する事の阻害要因になっている。






株式日記と経済展望
株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/


韓国側は、反日史観でねじまげた歴史を葬り去って、正しい歴史に基づく歴史認識を行う必要があります。
2013年11月01日 | 外交
韓国側は、反日史観でねじまげた歴史を葬り去って、歴史的事実を
直視して受入れ、正しい歴史に基づく歴史認識を行う必要があります。

2013年11月1日 金曜日

◆「日韓併合」の客観的事実を検証する --- 石水 智尚 10月30日
私もアゴラへ「『日韓併合』の正当性を唱える人たちへの最終メッセージ」というエントリーを上げられた松本徹三氏と同様に日韓関係は改善されるべきだと考えますが、その為のアプローチは少し異なります。

戦 時中の慰安婦問題や強制労働問題を含めて日韓間で政治問題化する歴史問題はすべて、大韓民国の初代大統領である李承晩が日韓併合時代を全否定する歴史修正 の上に国家を作った事が原因です。ならば日韓間の関係を根本から正常化するには、日韓双方が併合時代を正しく評価し直す事が必要になります。
具体的 には、日本国民は日韓併合がなぜ起きたかという事を歴史的な事実に基いて正しく認識する事が必要です。また韓国政府は、意図的な歴史に修正と反日プロパガ ンダと自国民への親日狩りを止めて、国民に対して事実に基づく正しい歴史の教育を行う事う必要があります。これによって日韓双方の政府と国民の「日韓併合 時代の認識」のすり合わせが初めて可能になると考えます。

その第一歩として、まずは松本徹三さんの「日韓併合」の正当性を唱える人たちへの最終メッセージについて、以下に反論を行います。
私は、「日韓併合条約」は「日本が自らの利己的な目的(国益)の 為に、独立国であった大韓帝国の主権者の意志に反して、武力による威嚇を背景に強制的に締結したものである」と理解している。この理解が正しくないと考え る人は、上記に含まれる「利己的な目的」「主権侵害」「武力による威嚇」の三要素がなかったと主張されるのだろうから、もしそうであるなら、その根拠を示 して頂きたい。先ずは、「それが事実だったかどうか」のみに絞って議論して頂き、その上でその事の「善悪」についてのコメントが欲しい。

この理解は間違っています。それを明らかにする為の「事実」を以下に列挙しますので参照ください。


1)1904年、一進会は日韓合邦運動を開始。(*1)
2)1909年12月4日に一進会は韓国皇帝・曾禰荒助統監・李完用総理大臣に対して、日韓合邦に関する上奏文と請願書を提出し、合邦声明書を国民に配布。(*1)
3)1910年(明治42年)8月28目、日本側から韓国政府へ「条約案」を提示。(*1)
4)1910年8月8日に「条約案」が韓国閣議を通過。(*1)
5)同年8月22目、李完用総理大臣と寺内正毅統監との間で「韓国併合に関す条約」が締結。(*1)
6)併合直後に一進会は他の団体とともに解散を命じられた。(*1)
7)李容九は併合後に「日本にだまされた」と述べたと伝えられる。(*2)
8)併合10年後に、旧一進会会員から同会の顧問だった日本側リーダーの杉山茂丸に対して、「併合の結果は日韓国民の聞に著しい差別をもたらすものであり、無差別平等の対等合邦ではなかった」と、その責任を問う問責状が送付されている。(*2)


また、上記2における一進会の合邦声明書の和訳(*3)があるようなので、下記の引用します。

日本は日清戦争で莫大な費用と多数の人命を費やし韓国を 独立させてくれた。また日露戦争では日本の損害は甲午の二十倍を出しながらも、韓国がロシアの口に飲み込まれる肉になるのを助け、東洋全体の平和を維持し た。韓国はこれに感謝もせず、あちこちの国にすがり、外交権が奪われ、保護条約に至ったのは、我々が招いたのである。第三次日韓協約(丁未条約)、ハーグ 密使事件も我々が招いたのである。今後どのような危険が訪れるかも分からないが、これも我々が招いたことである。我が国の皇帝陛下と日本天皇陛下に懇願 し、朝鮮人も日本人と同じ一等国民の待遇を享受して、政府と社会を発展させようではないか。

上記の事実をそのまま受け止めれば、日韓併合条約は日韓それぞれ が国益の為に自ら進んで締結したものであり、たとえ日本の主権侵害や武力による威嚇があったとしても、それが条約締結の主な理由とはいえないと考える事は 合理的といえます。私が「事実」と述べた上記の1から8について、もし別の事実があるという事であれば文献をご提示ください。入手可能であればぜひ参考に させて頂き、改めるべきは改めます。

善悪についてコメントせよとありますが、善悪という価値判断はそれを判断する人が属する時代や文化によって異なります。キリスト教は善か悪かと問うのが無意味なのと同様に、酒場の与太話以外の目的で、日韓併合を善悪で語る事はまったく意味がないと考えます。

最後に道義的な面について考えてみましょう。松本氏の問いを記事中から引用します。
「インカ帝国を滅ぼして大量の金を奪ったスペインの行為をどう思 うか」「清国に対してアヘン戦争を仕掛けた英国の行為をどう思うか」という質問も同時にすればよい。肯定であれ否定であれ、この二つの質問に対する答え は、「日韓併合」についての質問に対する答と同じであるのが当然だ。

この二つの問いに対する答えは、日韓併合はスペインやイギリスの 植民地と「同じではない」という事です。日韓併合の主目的はロシアの南下を防ぐ為の政治的な対策である事は周知の事実です。その為に、日本政府は朝鮮へ 20億7892万円もの投資を行い(*7)、行政の整備、インフラ投資・農業や教育の振興などを重点的に行い、結果として朝鮮半島の民は極貧の状態から大 きく改善し、経済発展しました。スペインやイギリスのような植民地の搾取を日本は行いませんでした。下記に表したそれらの事実によって、日本の日韓併合が 現代の価値観に基いて道義的に責められる理由はないと考えます。

1)1920ー30年代の朝鮮半島のGDPが4%に増 大した。これは日本の資本により発電所・鉄道・港湾施設・肥料工場・重化学工場などが建設され、農業振興により米の収穫量が(1910年に1617千町歩 の耕作面積が1918年には2800千町歩に)増大したなど、朝鮮半島全体の経済発展による。(*4)
2)1910年に1313万人の人口が、上記1の経済発展により1942年には2553万人と倍増した。(*5)
3)1911年に公布された朝鮮教育令(後に2度改定)により、併合時に100校しかなかった小学校が1943年には5960校となり、学校では日本語・漢字・ハングルの教育を推し進めた。1910年に6%程度だった識字率が1943年には22%に増大した。(*6)

繰 り返しになりますが、日韓が「公正で偏らない判断をベースにした是々非々の議論」を行うには、日本側は自虐史観でねじまげた日韓併合の歴史を葬り去って、 事実に基づく正しい歴史認識を行う必要があります。同時に韓国側は、反日史観でねじまげた歴史を葬り去って、歴史的事実を直視して受入れ、正しい歴史に基 づく歴史認識を行う必要があります。双方がこれを行う事ができなければ、日韓関係を根っ子から正常化させる事は難しいでしょう。

そ の手始めとして、本記事作成でも資料として引用した2冊の参考文献を一読される事をぜひお勧めします。『韓国併合への道 完全版』は、李氏朝鮮時代から日韓併合へ至る歴史的事実が比較的淡々と述べられており、筆者の価値観による色付けが比較的少なく読みやすい本です。『歴史 再検証日韓併合』は統計的な数字や表をもとにいろいろな考察が述べられていて興味深い内容ですが、筆者の価値観がちょっと強くでているので、その辺は割り 引いて読む必要があるでしょう。『金完聾 - 親日派の為の弁明』も読みましたが、筆者の価値観が強く出すぎているのと、内容がかなり重なっているので、前の2冊を読んだ方にはお薦めしません。もし他 に、手頃な値段で入手可能な朝鮮半島の近代史についてお勧めの文献がありましたらぜひお教え下さい。参考にさせて頂きます。



(私のコメント)

日 韓併合時代の日本の歴史的評価は、韓国人には受け入れられないものであり、韓国は激しい独立闘争の上に独立を勝ち取ったと教育しなければ韓国人のアイデン ティティは成立しない。日本のおかげで近代国家の基礎ができたなどと言う事は、欧米に歴史家が指摘していますが、韓国ではこのような本は翻訳されずにい る。

韓国人の留学生がアメリカに留学して、このような点を指摘すると韓国人留学生は激しくアメリカの歴史教授を批判する。日本の学者と韓 国の学者が討論しても、韓国側は感情的になるだけで議論はかみ合わない。韓国の反日はあくまでも独立闘争の上で勝ち取ったものであり、韓国は独立戦争に勝 利して戦勝国として認められるべきと言う教育を一貫して行ってきた。

日本の歴史学者は韓国との歴史論争を避ける傾向があり、論争しても話 がかみ合わず議論にならないからだ。それはネット上でも同じであり話はすれ違いに終わり、日本側が一つ一つ韓国側の主張に反論しても韓国側は受け入れられ ない。韓国人にとっては日本はナチスドイツと同じであり韓国人はユダヤ人のように迫害されて、従軍慰安婦のように性奴隷としてアジア各地に強制連行された と信じている。

韓国人にとって歴史は作られるものであり、過去の歴史は漢字を廃止してハングルしか読めないようにして、過去の歴史はわか らないようにしてしまった。現代の韓国人は戦前の新聞や本は読めない。だから韓国の歴史は戦後に大きく書き換えられて歴史教育を行ってきた。だから韓国側 の主張は一部を過大に評価して、多くが創作された物語だ。韓国5000年の歴史はファンタジーのようなものだ。

どの国でも自国の偉大さを 歴史で教えていますが、日本では戦争犯罪を行った犯罪国家として教えられてきた。だから韓国人の言う日帝の植民地支配もそのまま信じてしまった人もいる が、国会でも90年代には「日本は韓国にもいい事をした」と発言しただけで大臣の首が飛んだ。日本の歴史観自体が反日歴史観に汚染されてきたのであり、マ スコミもいまだに汚染されたままだ。

日本と韓国が直接の議論が成り立たないのだから、欧米などの歴史家の評価を待たなければなりません が、これも韓国人は受け入れないだろう。たとえそれが正しくてもそれを受け入れれば韓国のアイデンティティーが成り立たなくなるからだ。韓国や中国では歴 史は政治の一部であり学術的な論争は成り立たない。歴史は真実が存在するのではなくて権力者によって作られるものだからだ。

パククネ政権 になって韓国は完全に中国の手に落ち、中国の圧力どうりに動いている。アメリカの影響力は限定的なものになり、米韓軍事演習を盛んに繰り返していますが、 アメリカ側は苦慮しているようだ。極東にはNATOのような集団防衛体制がなくアメリカと個別に同盟を結んでいますが、アジアを分断しておくことでアメリ カの影響力を維持するためだ。

その為には日本と韓国を分断する必要もあり、歴史カードが使われた。しかし中国の台頭はアメリカの存在感を 薄めて中国に韓国をはじめとしてASEAN諸国もなびく流れが出来てきて、アメリカは東アジア戦略を立て直す必要に追い込まれている。それだけ中国の軍備 の近代化によってアメリカの力が弱まってきた。

韓国の盧武鉉大統領は日本を仮想敵国とするように米国政府に提案したそうですが、パククネ 大統領も米中韓の戦略対話会議を呼びかけましたが、構想としては韓国は日本包囲網を米中を後ろ盾にして作ろうとしていた。韓国の大統領がいかに狂っている かを思わせますが、アメリカもようやく韓国の反日には行き過ぎだと認め始めた。

アメリカが韓国や中国の歴史カードに同調したのは、日本を 半永久的に占領しておくためには日本を戦争犯罪国家として監視するために在日米軍の駐留が認められるという事であり、安倍総理などの「戦後レジームからの 脱却」にはアメリカは警戒している。アメリカ軍による日本占領の正当性が認められなくなるためだ。

しかし中国の台頭によって、尖閣はもと より沖縄までも中国のものだと言い始めて、アメリカは直接中国の脅威を感じ始めてきており、南シナ海でも中国は領海を広げる動きに出てきて海洋シーレーン に脅威を与え始めている。これらの動きをアメリカが放置すれば中国は露骨に第一列島線から第二列島線にまで領海を広めて来るだろう。

この ような状況になれば韓国の戦略的な価値は薄くなり、完全に中国に取りこまれた状況になる。台湾やフィリピンやインドネシアも第二列島線の中に入りアメリカ は完全にアジアから追い出される。日本は高みの見物でアメリカの出方を見ていればいいわけですが、アメリカも90年代からの日本封じ込め政策を転換して中 国に対抗させる戦略を立て始めたようだ。パククネにはそれが分からない。


日韓併合時代を知る韓国人が語る・・・ (Unknown)
2013-11-01 12:38:46
日韓併合100年にあたっての菅直人首相の談話について、日本統治時代を知る元韓国空軍大佐の崔三然氏(当時81)がインタビューに応じ、「これは日本の首相としては失格だ。かえって互いの信頼を失う結果になる」と危惧の念を表明した。主なやりとりは次の通り。
(聞き手 軍事ジャーナリスト・鍛冶俊樹氏)

--8月10日に菅首相が日韓併合100年にあたっての談話を発表しました。これについての考えは?

「これは日本の首相としては失格ですよ。日本人としての立場を弁えていない。併合から100年、戦後65年も過ぎたのに、今さらどういうポジションでああいうことをしゃべっているか、さっぱりわかりません。もうこれは日本の終末ですね」

--内容的には1995年の村山富市首相談話の繰り返しだとも言われるが?

「い やもっとひどいですよ。村山談話は単なる謝罪であって、そこから共生を目指すともいえる。菅談話は、その次に出て来るものは日韓基本条約の無効ですよ。そ もそも植民地というのは15世紀から始まりました。近現代史というのは人類における植民地時代だともいえる。世界中至る所、植民地だらけでした」

--確かに世界史の地図帳を見るとその通りですね

「ア フリカなどは植民地時代が終わっても貧困からなかなか抜け出せない状態です。では植民地から近代的な経済発展を遂げたのはどこですか。韓国と台湾ですよ。 ともに日本の植民地だった所です。他に香港とシンガポールがありますが、ここは英国のいわば天領でした。インドは英国の植民地として代表的ですが、インフ ラが整備されておらず、なかなか経済発展ができなかった。今、インドは経済発展しているといわれますがそれでも1人当たりのGDPは890ドル、識字率も 64%に過ぎません」

(べべこ注;日韓併合は植民地の概念には該当しないというのが拙ブログの立場ですが、崔氏の文脈における「植民地」という言語に抵抗感はありません。以下の崔氏の言葉を読めばなおさらに)

--韓国と台湾は日本統治時代にインフラが整備されていたと?

「戦 前、鉄道、水道、電気などの設備は日本国内と大差なかった。これは諸外国の植民地経営と非常に違うところです。諸外国は植民地からは一方的に搾取するだけ でした。日本は国内の税金を植民地のインフラ整備に投入したのです。だから住民の生活水準にも本土とそれほどの差がありませんでした」

--教育はどうでしたか?

「私 は日本統治時代の教育も受けました。当時、日本国内で行われていた学校教育と差がありませんでした。また日本の陸軍士官学校には朝鮮人の入学を認めていま した。当時の諸外国では自国の陸軍士官学校に植民地の人間の入学を認めたりしませんでした。つまり日本は教育においても差別をしていなかった。当時の諸外 国は本国と植民地を明確に差別していました。植民地とは搾取の対象として経営するものであって差別されて当然でした。日本は差別をしないように併合したわ けで、いわゆる諸外国の植民地支配とはまったく違っていた」

--諸外国こそ謝罪すべきなのに日本ばかりが謝罪しなければならないのはどういう訳でしょうか?

「今ごろになって植民地だとか侵略だとか言っていますが、これには中国の戦略が背景にあるのです。中国の戦略は日本の再起を不能にし、日本が韓国や台湾と連携するのを阻止することです」

--そういえば日米同盟や米韓同盟はあるのに日韓同盟や日台同盟はありません。日韓などは米軍基地の位置関係からみれば事実上同盟国といっていいほど近接しているのに同盟条約は結ばれていません。

「日韓同盟こそ中国や北朝鮮が最も恐れている同盟です。だからこれを抑制し妨害するために中国は全力を挙げています。それに対して日本は対応を誤っていると言わざるをえません」

--日本が謝罪をしないから両国の溝は埋まらないなどと言っていますが、村山談話以降も日韓関係も日中関係もかえって悪化しました。韓国は竹島の領有化を進めてきましたし、中国も前よりも一層、歴史認識問題を持ち出すようになりました。

「日 本人は謝れば、韓国や中国、北朝鮮が許してくれると思い込んでいるようですが、大きな間違いです。はじめから狙いは別の所にありますから、もともと許す気 などない。中国の大戦略は日米韓の連携を極力抑え込むことです。だから歴史問題をことさら大きく見せかけて大ぼらを吹く。私が勉強した所ではそのどれも大 した問題ではない。たとえば東京裁判のA級戦犯は日本の国内法で赦免されている。赦免された以上、もはや犯罪人ではありません。つまり日本にはA級だろう とB級、C級だろうともはや戦犯はいないのです。にもかかわらず、A級戦犯が合祀(ごうし)されているから靖国神社に行くなと言うのはこじつけです。
講和というのは過去とけじめをつけることです。日中平和友好条約とか日韓基本条約を結ぶということはこれで過去の問題を清算し仲直りをするという約束であり、過去を蒸し返したりするのはおかしいのです」

--日本政府は韓国への「補償」問題を見直そうとしているようです

「日韓についていえば、過去のあらゆる補償問題は解決済みです。だから見直す必要などない。ところが日本人は潔癖症だから相手が少しでも文句をいうと、また謝って金を出そうかという話になる」

--潔癖症がかえってあだになっているわけですね?

「日本人の道理とか正義感は大陸ではまったく通用しません」

--具体的にはどういうことでしょう?

「日本人の持っている倫理、正義、道徳、順法精神などは人類普遍の価値であり、とても秀でています。日本国内ではこれらの価値は尊重されよく守られています。ところが日本を一歩外に出ると泥棒や詐欺師がいっぱいですよ。そのことに日本人は気付いていない」

-韓国では、どうですか?

「朝 鮮半島はいまだに南北に分断されたままです。つまりいまだに戦争状態です。だから北朝鮮はしきりに韓国に対し政治工作を仕掛けます。そういう状態を日本の 政府はどれだけ理解しているのか。そこを理解せずにただ日本が頭を下げても日韓は決して仲良くなれません。日本が頭を下げると日本の体面は丸つぶれになり ます。大陸や半島では体面やメンツはとても大切なものでこれを失えばどんどん侮辱されます」

--日本では体面とかメンツという言葉はもはや死語です。

「日本では頭を下げれば謙虚な人だと尊敬されますが、大陸や半島ではどんどんやられます。結局日本人は内心、韓国人を嫌うようになります。かえって互いの信頼を失う結果になります」

-- そういえば最近のことですが、こんな話を聞きました。ある日本人の女性社員ですが、韓国の会社との契約をまとめるのに成功しました。それは良かったのです が、商談が成立した途端、韓国人の男性社員が『日本は過去の問題について謝罪していない。けしからん』とまくしたてたそうです。相手は大事なお客さまです から言い返すわけにもいかず、黙って聞くより仕方がなかったけれど、内心韓国をとても嫌いになったそうです。そのことを年輩の日本人男性に話したところ 『だから韓国とは付き合わない方がいいんだ』といわれたそうです。

「それこそまさに中国の思うつぼです。中国の戦略の狙いはそこにあるのですから」

--日本はやたらに頭を下げるべきではないわけですね?

「世 界的にみると植民地支配を受けた側には恨みや憎悪もありますが、逆に宗主国に尊敬の念を抱く場合もあります。インド人が英国文化に尊敬の念を抱いたりしま す。台湾や韓国でも『あの時代はカギも掛けずに夜寝られた』という年輩の人はたくさんいます。しかし若い世代はそんな時代は知りませんから、憎悪の感情だ けが先走ってしまう。つまり日本が謝罪するとこうした日韓の根底にある古き良き思い出が消されて、憎悪だけが残るのです。日本だって米国に原爆を落とさ れ、占領されて米国に対する憎悪の感情はあるでしょう。しかしそんな過去の恨み節ばかり言っていたらどうなりますか。日米関係は悪くなりますよ」

--そういえば最近、米国に原爆投下の謝罪を求める動きがありますね。

「中国はとにかく日本を孤立させようと躍起です。ああいうやり方は結局中国のためにもならないと思いますが、中国は外国を抑え込むことばかり考えていて、自国を改革しようとはしません」

--中国国内にも問題山積なのに、その認識すら危うい感じですね?

「北 朝鮮問題でも陰にいるのは中国です。中国は6カ国協議の議長国ですが、この協議で何の成果がありましたか。北朝鮮に核ミサイルを開発する時間と支援を与え ただけです。そして北朝鮮が韓国の哨戒艦を撃沈して40人以上の韓国人が犠牲になったのに、中国の反対で国連で制裁も課せられない。こんなやり方をしてい たらやがてどこの国も中国を信用しなくなりますよ。こんなやり方はかえって中国の足かせになるのですが、そこを中国は理解できない」

--そういえば米国の中国への対応も変わってきたように感じます。南シナ海でベトナムと合同軍事演習をやり今度は黄海で韓国と合同軍事演習をやると言っています。中国は反発していますね。ついこの間まで中国に気を使っていた米国ですが、ここに来て様変わりです

「韓国でも実際は中国の脅威をひしひしと感じているのですよ」

--北朝鮮と中国の関係はどうなんでしょうか?

「今北朝鮮を支配している連中は、要するに中国の馬賊・匪賊(ひぞく)ですよ」

--そうなんですか!

「金 正日の父親の金日成は戦前、満州人として育ったのです。本名は金聖柱、朝鮮語よりも中国語の方が堪能で、匪賊として荒らしまわっていた。1945年に朝鮮 北部を占領したソ連軍によって、すでに抗日の英雄として伝説になっていた金日成将軍に仕立て上げられたのです。つまり偽金日成です。本当の金日成将軍は私 たちが少年時代に朝鮮北部でうわさを耳にした人物ですが、当時33歳の若造だった金聖柱のはずはない。本当の金日成は日本の陸軍士官学校を21期で卒業し て後に独立運動に転身した金光瑞だといわれています」

--旧ソ連が抗日英雄伝説を利用したわけですね?

「中国にいたチンピラみたいのが今の北朝鮮を支配しているのです。だからまともな政治などできるわけはないし、経済はメチャメチャです。ところが韓国の今の若者の中には北朝鮮にだまされて正しい政権だと信じている者が少なくないのです。嘆かわしい限りです」


-親北派ですね?

「そうです。世論の動向次第では親北派が主導権を握り北朝鮮中心の南北統一もありうる情勢です。もしそうなったら大変なことです。これを阻止するためにも日韓は連携を強めなければいけないと思います」

--今日はありがとうございました。

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/1c91aee8af7253370e1954a6035fc01e


Unknown (Unknown)
2013-11-01 20:30:58
伊藤博文を狙撃したテロリスト安重根は、遊郭に行って売春婦に説教!罵倒!!暴行!!!する馬鹿者と判明www

十七、八歳のころ、(中略)遊郭に行けば、妓女に、絶妙の色と姿をしていて、立派な男と結婚すればよいのに、
金銭の声をきけば、よだれを流して、本性を失い、恥も知らずに、毎日、別の男たちと禽獣の行いを続けるのか、と責め、
妓女がきかずに、憎しみの表情を示し、軽蔑した態度をあらわせば、これをののしったり、なぐったりした。
そのため友人たちは自分のことを雷口(かみなり)とあだ名した。

『安応七歴史』安重根・著 (『安重根と伊藤博文』中野泰雄・著 より孫引き)

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
プロフィール

tourokurad

Author:tourokurad
FC2ブログへようこそ!

最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
政治・経済
358位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
政治活動
155位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR